暖かい潮 shingo
今週末は雲が多く晴天とはいかなく、土日共に東よりの風がやや強程度吹き続け肌寒かった・・・。海は先週末あたりから黒潮からの暖流が広がり始め駿河湾にも入ってきた様子、これは日本近海の海況図をネットでみると確認が出来る。この潮が駿河湾の一番奥にある大瀬崎沿岸にも届き水温が2〜3度上がり15〜16度となった!。12〜13度の海に入っていたダイバーにとってはこの違いは明らかで、僕自身もかなり潜水が楽になった!。この時期にこのような暖流が入ることは珍しく、ダイバーにとっては大歓迎なことだが漁業等ではなにかしらの影響があるのかなとすこし心配。たとえばこの時期に捕れるはずの魚が捕れなくなったなど・・・。
多量に育った藻類がちりはじめやや浮遊物が増えた感があるが黒潮系の潮なので透明度は15m前後のいいコンディションとなっている。本来は水温13度前後の時期で今後どうなるかは様子見ですね。
先週には超レアどころか鬼レア!・・・神レア!?・・・(どっちが最上かな)、チョウチンアンコウが2個体発見されたよう。1尾は生きて(弱ってますが)泳いでいるところを撮影されたようだ!!。もう1尾はすでに息絶えていた。生きていた個体もそのうちに息絶え水族館関係者のもとへ(標本になる)。大瀬崎初どころの騒ぎではなく息絶えて打ち上げられた個体すら世界的にも少ないようで、まして生きた個体の撮影に成功なんてことは日本では2例目とか!!、とにかくすごく奇跡的な魚のようだ!!。
そんな奇跡的な魚をぼくはみれなかった・・・。やはり水深約2500mまで落ち込む駿河湾には伝説的な生き物がいるんだな〜!。
こちらはアンコウ違いだが、今いるオオモンカエルアンコウ・・・。(門下の水深15付近)
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