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猫のお話 長文です

2023年4月9日 猫の話 長文です。
記入者 shingo

かなり久しぶりにブログに手をつけましたが、「海」のお話ではなく「猫」のお話をさせていただきます。
2023年3月22日、当店の愛猫ベージュことベーが永眠しました。
当店にご来店頂いた皆様はべーに会ったことがある方も多いと思います。中にはとても可愛がってくれた方もいるかと思いますのでお知らせ致します。
人に対してとても穏やかな性格の子で、本当にいい子でした。ぼくが動物病院へ連れて行く係りだったのですが、診察台の上でも本当に痛そうな事をされても暴れたりせず、ジッと我慢して堪えているようないい子でした。先生にも褒められていましたね。
1年ほど前にかなり具合が悪くなった事があり、これはいつもの風邪とは違うし何か悪いのかもと思い病院で検査をしたところ、血液検査の数値で「腎不全」と診断されました。
猫には多い病気のようです。かかりつけの病院でも腎不全になりながら毎日の輸液投入等でもう5年以上も経っている子がいると聞いて少し安心をし、当店でも毎日の輸液投入が始まりました。
ぼくが休みの時には店長の島田、料理長の小野とみんなで輸液を継続してきました。べーの場合あれから約1年ほどしか持たなかったのですが、輸液開始後は体調も戻り食欲も出て元気に過ごせていたように思います。

少しベーとの歴史を振り返って見たいと思います。
約7年半〜8年前頃に突如現れた茶トラのオス猫、初めて会った時の年齢は不明ですが見た感じも若いし2〜3歳くらいに思います。
初めて会った頃のベー↓。
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初めは、厨房の勝手口付近にき始め料理長や島田がご飯をあげてたのが始まりだったと思います。この頃は、たまにくる野良猫にご飯をあげる程度にしか考えてなかったと思うし、ぼくも根っからの「イヌ派」の人間で、あまりこの猫に興味をもっていなかったと思います。

実はベーが来る数年前にも、一時野良猫が店を訪れる事があり島田がご飯をあげていました。
島田が「ぶっちゃん」と名付けてお店に来た時には可愛がっていましたね。昔のお客様なら知っている方もいるかと思います。しかしこの「ぶっちゃん」は完全にうちで飼うとかそういうことにはならず、いつの間に来なくなってしまったようです。ぼくもたまに見かける程度でぶっちゃんに対してもあまり興味を持たなかったと思います。

べーがお店にき始めてから1年半ほど経過したある日、もう一匹今度はメス猫がお店にき始めます、といいますかべーの元に来たのかもしれません。このメス猫には島田が「ミィ〜」と名付けました。
始めて会った頃のミィ〜↓
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やがて2匹はパートナーとなりました!。
ぼくが猫に興味を持った(もたらずを得ない)状況になったのがこれからです。

ミィーがき始めてからしばらくすると、島田が「事務所の壁の裏の方から子猫のような声が聞こえる」などと言っていたのです、、、。初めはぼくも気のせいじゃないかと思っていましたが、何度も聞こえているようなので確信したようです。

その壁の裏には人が入れるようなスペースはないのですが、このお店は改装を重ねている関係で猫が入れるような隙間はあるのです。
このままずっと壁の中から声がするのであれば、いずれは壁を壊して見てみないととまで考えていました。

そんなある日の朝、ぼくが出勤すると充填室の屋根の上で驚きの光景を目撃しました!。
それがこちら↓。
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なんとも可愛い子猫達を発見!。これを見た時ぼくは初めて「壁の中の声」が確信に変わりました!。
本当にいたんだ〜、どうしよっどうしよっと少し慌てましたし、海沿いにはトンビも多いしカラスもいるし、、、とりあえず保護することにしました!。
保護したのは4匹、今思えば本当に4匹だったのかな〜とも考えてしまいますが一先ずなんとか4匹を保護しました。
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もともと「イヌ派」だったぼくが、ここから猫に魅了されていきます。
また、猫にあまり興味がなかったぼくでしたが、テレビなどで保護猫活動の事などは見た事があるので、この子たちとミィーやベーをこれからどうするべきかは、なんとなく頭の中で描く事が出来ていました。

猫はとても繁殖力の強い動物のようで、まずはこれ以上子供が増えないようにベーとミィーの避妊手術の計画を島田と考えました。そして子猫達はある程度までお店で育てて譲渡先を探すことにしました。あまりに早く母猫と離すのは良くないと言うことで。
そして何よりベーとミィーは、野良猫(地域猫)ではなく、きちんと当店で「面倒を見る」という気持ちになりました。

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ベーははじめ料理長にとても懐いてその後僕たちにも慣れてきていたのですが、この時期のミィーは触ることもできないほど警戒心が強い子でした、半強制的に子猫達を保護してしまったためミィーが子育てを放棄してしまうのではないかなど心配しましたが、ミィーがちゃんと子育てをしに来てくれたおかげで子猫達はすくすく育ちました!。

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離乳食も始めました!。

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茶トラ3匹(メス)、白い子1匹(オス)。

昔、お店で子犬達を育てていることがあり、その時のゲージが役立ちました!。
元気に育ってます。

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やがて、茶トラの女の子から順に里親が決まっていきました!、2匹は島田の友人宅へそれぞれ1匹づつ、1匹の茶トラは当店のお客様が引き取ってくれみんな幸せに暮らしています。
最後に残った白い男の子、、、↓
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里親が決まらない中、世話をしているうちにぼくは「なかなかこんな出会いないな」と情が湧いてしまい、、、、
なんと完全「イヌ派」の自分が引き取る事を決意しました!。
まさか猫と暮らす日が来るなんて考えてもいなかったのですが、、、。

べーが残してくれた子は元気に大きく育ちました!。
今年6歳になる現在の姿。↓
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大人になったら、少し茶トラ模様も出て来ていまでは若き日のベーより大きくなりました!。

ベーは時に他の野良猫と喧嘩ばかりで生傷が絶えないこともありましたが、本当に人に対しては穏やかでとってもいい子でした。
たくさんの人を穏やかな気持ちにしてくれたと思います!。

最期の日までの数日間はもうほとんど食べなくなってしまい、最後の病院での診察でももう他にやれることはほとんどなく、見守るしかありませんでした。
でも、最期の10日間くらいも天気のいい日には自分で外にでて日向ぼっこをしたり、前日だってそうしていたみたいなので、それまで苦しんだりしているような姿は見ませんでした。
勝手な思い込みかもしれませんが、わりと穏やかに最期を迎えられたのではと思っています。
ぼくは最期の日の2日前が、ベーに会った最後でなんとなくもう数日かなと覚悟はしていましが、実際に亡くなった姿を見たときは悲し過ぎました。

最期の日から2日前のベー。↓
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ベージュ、約7年半本当にどうもありがとう!。

また、ご来店の度にベーを可愛がってくれた皆様ありがとうございます!。

パートナーのミィーは元気ですので、なかなか人前に姿を見せない子ですが見かけたら引き続き宜しくお願いします!。
現在ミィーはぼくたちにはすっかり慣れていますし、初めて会う人にも人によっては触れるくらい、人馴れしてきています。

ぼくの膝に乗っているミィー。↓
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追いかけっこをするべーとミィー。
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仲良くくつろぐベーとミィー。
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海を見てたそがれるベー。
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寝起き?のベー。
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おわり。













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